入れ歯の基礎知識
入れ歯には大きく分けて、総入れ歯(総義歯)と部分入れ歯(部分床義歯)があります。
総入れ歯
全部の歯が抜けている場合、総入れ歯となります。
『床』と呼ばれる土台となる部分の材質によって様々な特徴があります。
それぞれ、フィット感や熱の伝わり具合などが違うので、お口の中の状態や
普段の生活、食事の嗜好などにより、選ばれることをお勧めします。
部分入れ歯
歯が1本または数本抜けている場合、部分入れ歯になります。
抜けている歯の場所や本数、材質、お口の中の状態などに合わせ、様々な種類があります。
状態に合ったものを使うことが快適な生活につながります。
入れ歯があっているかどうか、チェックしてみましょう。
以下のようなお悩みはありませんか?
- 発音しづらい。
- 入れ歯が合わなくなり、痛い。
- 話をしていて、聞き返されることが多い。
- 硬いものが食べられない。
- 食べ物の味が変わった。
- 入れ歯が外れる。
- 噛むときに違和感がある。
- 時々入れ歯を外したくなる。
- 話をするときに、入れ歯がカチカチと鳴る。
- 入れ歯の取り外しが面倒くさい。
- 口臭がする。
このような悩みがある場合は、入れ歯が合わず日々の健康にも大きな影響を与えている可能性があります。
一度、歯科へのご相談をお勧めします。
良い入れ歯とは?
良い入れ歯とは、歯茎に隙間なくフィットし、ものを噛んだ時、痛みやつらさを感じたりせず、まるで自分の歯のように全く違和感がない入れ歯のことです。
食べ物の味を損ねたり、入れ歯特有のニオイもありません。
良い入れ歯を使用することが、健康のためにもとても大切です。
部分入れ歯と総入れ歯(形態上の違い)
総入れ歯は、歯が全部なくなったときに入れる入れ歯です。
総義歯、全部床義歯、フルデンチャーと呼ばれます
部分入れ歯は、歯がまだあるときに入れる入れ歯です。
部分床義歯、パーシャルデンチャーと呼ばれます
レジン床義歯と金属床義歯(構造上の違い)
レジン床歯は、全体がレジン(プラスチック)でできた入れ歯です。
おもに保険の入れ歯です。
金属床歯は、骨格部分が金属でできた入れ歯です。
がっちりとして割れにくく、食べ物の熱い冷たいがわかります。
保険ではなく自費になります。