はっきり言って『入れ歯』はニセモノなのです
実際に「入れ歯」を装着されているほとんどの方が、「噛めない」「痛い」などの悩みを抱えているかと思います。それは仕方がないことです。正直言って、「入れ歯」は、あくまでニセモノなのですから。歯根がないので、しっかり噛むことができないのです。だから、無理に噛もうとすれば、歯茎が痛くなってしまうのも当然の話なのです。
「入れ歯」を使用している多くの方々が、自信を失っているように見えるのはなぜでしょう。日本とアメリカの歯科医療の違いから、その理由について説明しましょう。日本における歯科医療の目的は、咀嚼機能の回復です。ですから、"とりあえず噛めれば良い"というレベルに達している「入れ歯」を利用します。もちろん、これには価格の問題もあります。保険制度が適用される「入れ歯」は安価でお手ごろ。こういってはナンですが、「無いよりマシ」といったところでしょうか。しかし、しっかりと噛むことができない「入れ歯」を使用していては、どうしても食生活が流動食中心となってしまいます。柔らかいものばかりを食べていれば、口の周りの骨が減っていき、皺が増えて、エイジングを加速させることとなってしまいます。