入れ歯の種類
入れ歯には2種類あります。
保険のきく一般的な入れ歯(保険入れ歯)と保険のきかない自費の入れ歯(自費入れ歯)です。
値段が高い入れ歯とは、保険のきかない自費入れ歯のことです。
自費入れ歯で最も広まっているのは貴金属を用いた入れ歯です。
保険の入れ歯が合わなくてお困りの方は、値段が高い入れ歯なら合うだろうと、ワラにもすがる思いで自費入れ歯を選択することがあります。
値段が高ければ高品質の入れ歯だろうと誰だって思いますから。
しかし、現実はどうかというと「痛くて咬めない、外れるのでおしゃべりできない」あいも変わらず、調整のために歯科医院に通い続ける日々が続きます。
なぜこんな事になるのかというと、保険入れ歯も自費入れ歯も出来上がるまでのステップは同じだからです。完成時の素材を何にするかで、保険がきくかきかないかが決まっているのであって、作り方自体をかえていなければ全く同じです。入れ歯作りのステップは、大学教育において戦後から変わっていませんから、完成時の材質を何にしようと『外れる、痛い、咬めない』の問題は解決されません。